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2018/1/24 ボリショイバレエinシネマ「椿姫」 [バレエ]

完全にロイヤルオペラライブに水を開けられているボリショイバレエinシネマ。
1演目1日限りの上映、しかも上映館が少ないのは致命的な上に、SNS発信も下手。
今回は2015年のボリショイ劇場での公演で、ジョン・ノイマイヤー版「椿姫」!
スヴェトラーナ・ザハロワがマルグリットで、アルマン役はハンブルク・バレエのエドウィン・レヴァツォフ。
それ以外のキャストもボリショイの威信をかけたのかというくらい豪華!
プリュダンスはクレトワ、ガストンはロブーヒン、
デグリューはチュージン、マノンはチホミロフ。

まずは、クレトワとロブーヒンがとっても良かった!
クレトワのプリュダンスは、快活さと下町娘の気の良さと、
ほんの少しの図々しさがとてもバランスよく
本当にはまっていた上に踊りも役の解釈にピタリとはまっていた。
ロブーヒンは快活な色男を楽しげに演じ、ソロも決まっていて、久し振りにロブーヒンを堪能した気がする。
チホミロワのマノンは、マルグリットとアルマン父の会合時の鬼気迫る表情が素晴らしく良かった。
なので踊りは格別良かったわけではないけれど、あのマルグリットを引きずり込むような雰囲気を醸し出した時点で私的には満点。
デグリューのチュージンも、難しいマノンとマルグリットとのパドドゥをこなしていてさすが。

ザハロワは正直どの役を観てもわりとザハロワ!て感じで
役に生きるとか興味ない人なのかなと思っていた。
いや、ごめんなさい。認識違いだった。
意外にも色気もあるし、とてもクレバーで大人なマルグリットだった。
最初の登場からとても華があり、人目をひく。
アルマンに対するからかいも、如何にも大人がウブな若者に対するそれ。
それでいて静かな情熱も感じられて、良いマルグリットだった。
そして踊りもパーフェクト!
膝下を抱えられるリフトのシーンであんなに深く沈み込むの初めて観たかも。
恐るべき腹筋&背筋!
難しいノイマイヤーの振り付けも驚くほど滑らか。
やっぱり凄いわー。

アルマンのレヴァツォフは、踊りがイマイチ。
背が高いせいなのか、単にまだまだなのかわからないけど、もたつくことが多い。
リフトは危ないと思うこともなかったので、OK。
ただ見せ場の捨てられたと思ってのソロがうーむむ。
表情や緩急の付け方は良いと思うのだけど、ここでももたもたしている。
まあ、怒りに我を忘れて的なギクシャクと思えないこともないかな?
でもゴールデンレトリバー的な雰囲気がアルマンにあってはいるので、もう少しソロが良くなればなぁ。

でも全体的にとても満足度の高い椿姫だった!
2月にハンブルク・バレエの来日公演で椿姫も観るから、比較が楽しみ!

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