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2016/6/17 トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2016 ザハーロワ&レーピン [バレエ]


ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 クロイツェル

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 クロイツェル

  • アーティスト: レーピン(ワディム),ベートーヴェン,ムーティ(リッカルド),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,アルゲリッチ(マルタ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD



珍しい夫婦共演のスヴェトラーナ・ザハロワとワディム・レーピンということで行ってきた。
レーピンは生で観たことがなくて、CDのジャケットから勝手にくまくましい人を想像していたのだけど、意外と細身で背も高くこりゃーもてるだろうなーという感じの人だった。
2階のLBから観たのだけど、レーピンの背中が非常に鍛えられている感じがあって素敵。
もちろん演奏も素晴らしかった。(とはいえそもそもクラシックをそんなに聴いてない耳だからなんともいえない)

ダンサーはザハロワ以外にボリショイからロブーヒンとザグレービンが来ていた。


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2016/3/9 ハンブルク・バレエ「ガラ<ジョン・ノイマイヤーの世界>」 [バレエ]

構成がずるいわー。
こんな構成されたら、ノイマイヤー作品が好みな人は泣くに決まってるという感じ。

とにかくロイド・リギンス!
皆と同じ振りをしていても、腕(特に手首)の動かし方がぜんぜん違う!
素晴らしく品があって、落ち着いた大人の色気がある。
「くるみ割り人形」でポジション1から5までを披露するのだけど、その佇まいだけでもいい。
もっと観たいー。

そしてアレクサンドル・リアブコ!
気のせいかかなり出番が多かった。アッツォーニとの「アイ・ガット・リズム」の明るさも良いし、「ヴェニスに死す」も良かった。
でも断然「ニジンスキー」。全幕を見逃したのがつくづく残念でしょうがない。
「ニジンスキー」でのリアブコは、完全にあちら側に行ってしまっていた。怖いくらい役柄にも入り込んでいたと思う。
イヴァン・ウルヴァンとの「オーパス100〜モーリスのために」も素晴らしく、こちらは泣けてしまった。
もちろん相手がイヴァン・ウルヴァンというのもある。

1幕は最後の「クリスマスオラトリオ」で祝祭的気分で終わるのだが、2幕はどかーんどかーんと響く作品ばかりがぎゅうぎゅうと並んでいる。
観終わったらもう虚脱。
作品だけでも見応えがあるのに、作品の合間にノイマイヤーさんの語りが入る。
幼少からのバレエ、ダンスとの関わりなどが語られるのだが、これが作品にマッチしていてとっても良い。
最初にノイマイヤーさん自身が登場して語って始まるのだが、「キャンディード序曲」ではダンサー全員が勢揃いし、最後にノイマイヤーさんがリフトされて運ばれて来るという演出。
ちなみにノイマイヤーさんは白シャツに白パンツに黒いネクタイ(というかスカーフ?)姿。
その後はロイド・リギンスがノイマイヤーの影となり、白いシャツ、白いパンツに黒いネクタイで踊る。
「ニジンスキー」のシーンではペトルーシュカのようなクリーム色と黒のピエロ衣装をつけていたけれど、後はほぼ同じ衣装のまま。
そのノイマイヤーの分身的なリギンスが舞台袖で作品を見守るというが、更に良い。

ラストは「マーラー交響曲第3番」の衣装のまま、アッツォーニが舞台下手から上手へ行進していくのを舞台奥からノイマイヤーさんが見守る、という演出だった。
これが単に見守るというわけではなく、ポーズをとって見送るのだけど、凛々しくバレエ(ダンス)の道を進む女神を憧れと敬虔さをもって見送る、という感じが本当によかった。

ノイマイヤー作品の集大成的ガラが見られたなんて本当に幸せ。
残業しないで8日も駆けつければよかった…
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2016/3/6 ハンブルク・バレエ「リリオムー回転木馬」 [バレエ]

2回目の今日のほうが、理解が進んだ分泣けてしまった。

ホワイエにあった風船は本日はなし。残念!
バレエ団グッズもほとんど売り切れていて、XSサイズのTシャツが残り数枚とのことだった。
キャンバス地のエコバッグ?もTシャツも2015のイヤーブックも引っ越し公演グッズとしてはお値打ちだったのだけど、今回は震災の募金箱を設置したということだったので、グッズは買わずにその分を募金箱へ入れさせてもらった。
でも珍しくDVDがセールになっていたので「ヴェニスに死す」他2枚は購入した。

本日はS席正面前方席で、すべてがよく見えた。
音も録音と生音ではかなり違っていたし、何よりバンドが演奏していると2階部分に譜用の灯りがつくのでわかりやすい。
とはいえ、灯りが変に目立つわけではない。ちゃんと舞台に馴染んでいる。
おととい音の違いがわからなかったのは、舞台を追うのに必死だったからかも。
そして本日はオペラグラスを使って、細部も表情もじっくり観た。
ノイマイヤーの演目は、絶対1回見るだけでは足りない!


本日気づいたこと。
・リリオムが首になったあと、別の人が客引きをしているけれど、
 女の子たちに「リリオムじゃない!」「いやー!」と逃げられていた。
 遊園地が傾いたのも納得。
・ジュリーが赤ちゃんのルイスをくるんでいたのは、1幕ラストでリリオムから脱がせたダンガリーシャツ。
 よく見ると頭の上辺りに襟がついていた。
 映画の「ブロークバックマウンテン」みたいにとっておくのかと思っていたら、ちゃんと使っているのね。
・天国の門番に風船男と行くときの曲が、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」の曲に激似。
 ウィル・タケット版でいえば、兵士が戦争から帰り、歩いているところの曲。
 あれもある意味あの世とこの世を横切る時の音楽だなぁ。
・結婚式でリリオムとフィスカーが階段を登っていくところ。
 何をしているのかというと、バンド横はカフェのようになっており(1幕ではジュリーが働いていた)
 マダム・ムスカーシュがいる。リリオムとフィスカーは何事か話すのだが拒絶され、マダムは席を立っていた。
 お金の無心か、再就職のお願いか…

4日に見た時にはA席で1階R側だったのだが、これが結構辛かった。
私の席はリリオムのポスター3枚がなんとかギリギリ見られる位置だったので
ジュリーやマダムがポスターに見とれたり、リリオムが破ったりというが見えた。
でもR側だと相当数の人が見えなかったのではないだろうか?
これが見えないと、マダムが本心からリリオムが好きだったというのが分かりづらいと思う。

ジュリーの友人マリーの結婚式のシーンでは、サイドから見たせいか
マリーがリフトされるとウェディングドレスとベールが流れるように舞っていて
映画の「アンダー・グラウンド」の結婚式シーンのようで素敵だった。
本日正面から見るとそうでもなかったり。

好きなシーンは、1幕でジュリーとマリーが仕事を終えて遊園地にやってきた時に
サッドクラウンが帽子を拾うシーン。
ジュリーがとっても可愛らしくサッドクラウンを応援するのだ。
両手を握って、上下にブンブンと振って「頑張って!できるよ!」という感じ。
まだまだ少女なんだなということが良く分かる。

その後のマリーと彼氏とジュリーの3人でのベンチのシーンも可愛い。
くるくると座る位置を変えてはしゃいだ雰囲気が出ている。
でもジュリーは寂しそうなんだけどね。

あ、ジュリーがリリオムに回転木馬に乗せてもらうところも良かった。
ふとジュリーの手がリリオムに触れてしまい、ジュリーははっと手を引くのだけどリリオムはまったく気にしていないので、ジュリーが勇気を出して自分の手をリリオムの手に重ねる。
この雰囲気がとってもよかった。
ここのシーンはR側のほうが良く見えると思う。
回転木馬は下手から上手に向かってまわっており、問題のシーンはちょうど正面辺りから上手にかけてになる。
だから下手側(L側)の人だと気付きにくいのだ。

あとはマリーがウェディングドレスを縫っているシーンで、マリーのウェディングベールをジュリーが付けてみるのだが、その時の表情が本当に良かった。
リリオムと暮らし始めたけれど、たぶんウェディングドレスもベールもジュリーには縁がない。
なので切ないような憧れのような夢見るような表情をする。

それにしてもコジョカルのジュリーはいい。
あどけなくまだまだ子供っぽいジュリーから、リリオムに恋するジュリー、
そして現実を知り何かを諦めたかのような、でも凛とした表情のジュリーと
しっかりジュリーの成長が伝わってくる。
ラストのベンチでは泣いているのを見て、こちらも落涙。
本当に素晴らしかった。
エレーヌ・ブシェがジュリーだと、また感じが違うだろうなぁとしみじみ思う。
どちらも見たいけれど、日本で初演のコジョカルが見られたのは本当にうれしい。
本当に当たり役&ハマり役だ。(当たり前と言えば当たり前なんだけど)


リリオムとルイスの踊りは3回ある。
1幕最初のシーンは、4日に観たときと同じようにルイスがリリオムを疑いつつ踊っているように見えた。
腕をとっても邪険に振り払われるし、星は付き返されるしで、リリオムはイラついた揚句にルイスを打つようだった。
そして1幕最後の方では、ジュリーから妊娠を告げられたリリオムが息子との将来を夢見て踊る。
こちらではリリオムとルイスは意思の疎通が出来ており、ルイスはリリオムを見つめ、リリオムのまねをして踊るのだ。
リリオムも伸び伸びと踊り、幸せ一杯な親子のパドドゥとなっている。
本日はこのシーンでも涙が出た。
1幕最初の踊りとの落差が、胸に迫る。
最後は2幕。こちらの振りは1幕最初のものとかなり似ているけれど、ルイスが自分の状況にいら立っている時にさらに逆なでするように裕福になったマリーとその家族が街を出ていくシーンがある。
このシーンがあるからルイスの孤独感が余計に伝わってくる。
なのでその後にリリオムが現れたときに1幕最初のように邪険ではなく、「わかってくれる人が現れた!」という感じに見えるのだ。
そのせいか1幕最後の親子の踊りのように、意思の疎通がある喜びの中での踊りに見える。
そこからの殴打。ルイスにとってもリリオムにとっても痛みは大きかったと思う。
ここら辺から涙腺が決壊気味になった。





さて、本日はノイマイヤーさんによるプレトークがあった。
トーク相手はいつものようにダンスマガジンの三浦さん。
しかし寝坊して後半しか聴けなかった。残念!
それでもちょうど訊きたいと思っていたことから聞けた。
それは何故ジュリーの子供を男の子にしたのか?ということ。
「男の子にすることによって新しい時限(次元?)を作りたかった。リリオムの少年時代を表したかった。リリオムとルイスを重ね合わせることができる」
なるほどー。
子供のルイスがリリオムと同じ振りで怒りを表していたけれど、
単にリリオム→ルイスではなく、子供のリリオム→大人のリリオム→ルイスを感じて欲しいってことね。
確かに4日の公演でもはっきり意識したわけではないけれど、リリオムは恵まれない(満たされない)子供時代があったんだろうなという感じは受けた。

あと質問を覚えてないのだけど
「ジュリーがいれば、リリオムの葛藤、弱さがより表現できる」というのも納得。
ジュリーが純真であればあるほど、リリオムはツラいよね。自分の良くないところばかりが目について。

そして三浦さんが「この世とあの世の物語だ」というようなことを言って、そこからの返答では「舞台上であの世とこの世の繋がりを表現したかった。シンボリックなものとして星=電球を使った」。
この世とあの世の繋がりは確かにわかりやすかった。
大きな場面転換がなくても、星(電球)が降りてくることによってリリオムが天界に向かっているというのもわかるし、そもそもこの世もあの世もひと続きなんだと思える。

で三浦さんが「能も同じようにこの世とあの世の表現があるけれど…」と水を向けると
「能大好き。今回は時間がなくて見られないのが残念。今作もあの世とこの世のコミュニケーションを考えていた。バルーンマンがそのつなぎ役になっている」
風船男、重要だよね。能は全然わからないけれど、バレエ(踊り)ならではだと思う。
言葉で表現するより、踊りのほうがダイレクトに伝わると思う。

最後は三浦さんから宣伝のような「ガラの演目で意外にも日本に持ってきていない作品は2演目だけしかない」という言葉から
「裏方含め総勢約120人でやってきた。何を見せるか大問題。プリンシパルが踊るPDDだけではなく、総勢30人で踊るような演目もある。ダンサーは全員出る。プリンシパルだけを見せるのではない、現在のハンブルク・バレエ団を観せたい」
そうなのかー。バレエ見始めた頃はよくわからなさそう&招聘元がマイナーでかつぴあとかで良い席がなくて高い、という辺りがハードルになっていて、2演目持ってきていてもどちらか1演目見ればいいかと思っていたので、殆んど見ていないんだよね。
ということは過去作の全幕を見るには現地に行くしかないってことなのかなぁ。
三浦さんが「ガラ公演は世界的に珍しいのではないか?」と尋ねたら「こういった演目が多いガラは初めて」とのこと!
おお、そう聞いたら俄然8日も行きたくなってきた!でももう席が余り残っておらず、9日だけか…としょんぼりしてしまった。
1回だけなのでガラはしっかりじっくり見なければ!

と、NBSの映像がきたのでリンク。



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2016/3/4 ハンブルク・バレエ「リリオムー回転木馬」 [バレエ]

image.jpeg
いやもう凄かった。
なんというかうまく感想がまとめられないのだけど、とにかく泣けてしまった。
映画の「回転木馬」を元にしたバレエなのだけど、映画の記憶はもはや全然ない。
とはいえ何か別物な感じだった。

昨日はバレエの祭典のゲネプロ鑑賞会に参加したのだけど、外せない用事があり17時過ぎに到着したため2幕からの鑑賞となってしまった。
ゲネなのであまり衣装をつけている人はいないし、途中からだし、ということで今ひとつ全容がわからず。そのせいか結構うとうとしてしまった。

まずさっと書けるところから。
音楽はミッシェル・ルグラン。演奏は北ドイツ放送協会ビッグバンドと録音音源。
これがかなり良かった。
バンドは舞台上の2階部分にいる。ミュージカルの「Movin' Out」みたいな感じ。
私のぼんくらな耳では生音と録音と馴染んで聞こえて違和感がなかった。
ビッグバンドなのでジャズなのだが、哀愁あるジャズ系の曲が多い。
職を求めて男たちが踊るシーンでの怒り渦巻くような勇ましい曲もあれば、
結婚式の時の明るくも切ない曲にかぶさる不安定感を煽る不協和音曲だとか、上手い!
「人魚姫」の時も思ったけれど、ノイマイヤーのバレエは音楽が本当によい。
DVD(BD)も欲しいけれど、サントラも欲しいくらい。

あらすじはこんな感じ。
遊園地で働くリリオムはモテモテで、遊園地を仕切るマダム・ムスカーシュの愛人。
カフェで働くジュリーは遠巻きにリリオムを眺めているが、水兵に絡まれリリオムに助けられたことにより二人は知り合い、付き合うようになる。
リリオムの愛人マダムはそれを怒り、リリオムを解雇する。
不況のためリリオムは職にあぶれたままとなり、ジュリーとの暮らしは貧しく、いらだちを隠せない。
ジュリーに妊娠を告げられ、リリオムは喜ぶが職はないまま。
ジュリーの友人マリーたちの結婚式をリリオムは抜けだし、
遊園地時代からリリオムをそそのかして悪い道に進ませようとする友人フィスカーとついには強盗を働くことにする。
しかし強盗が失敗し、追い詰められたリリオムは自殺をしてしまう。
リリオムの死を嘆くマダムとジュリー。
天国の門でリリオムは審判を受ける。ジュリーを殴ったということで、地獄行きになりそうになったが、ジュリーに絡んだ水兵を殺さずに最後は平和的に終えていたため、地獄行きは免れる。
ジュリーにルイスという男の子が生まれる。遠くからそれを見守るリリオム。
成長したルイスは、リリオムと同じく職にあぶれ、遊園地の仕事も嫌い、いらだちを隠せない。
母の愛が鬱陶しく感じる年齢なのか、ジュリーを邪険にする。
そこへ1日だけリリオムがやってくる。ルイスと打ち解け、ルイスに星をプレゼントするが、結局ルイスはリリオムに星を返し、リリオムを拒絶する。
それに怒ったリリオムはルイスを殴る。
そこにジュリーがやってくる。ジュリーはリリオムの存在を感じ、ルイスに伝える。
だがリリオムは去っていき、ジュリーだけが取り残される。

という感じ。
最初にリリオムとルイスの一連の流れがあり、最後にまた同じ流れを繰り返すのだが
これがもう全然違う印象を受ける。
1幕最初のルイスはリリオムのことを小児性愛者かと疑っているかのような感じ。
でも2幕最後では、ルイスがもっと愛に飢えている感じがするのだ。

リリオムの怒りもルイスの怒りも同じ振りを踊っていて、親子で同じ轍を踏みそうになっているのがわかるし、本当に面白い。

面白いといえば、重要なところで現れる風船男も面白い。
スローモーな動きが多いので、かなり踊るのが大変なのではないかと思うけれど、大変な割にサシャ・リーヴァの顔写真や紹介がプログラムに載っていなくて割にあわない感じがした。
ピエロも役名「悲しいピエロ」というだけあって、佇まいが本当に切ない。さすがロイド・リギンス!

どの役もほんとうにこれぞぴったりとしか言いようがなく、ほぼ初演時のメンバーで観られるというのは本当に素晴らしい。
カーステン・ユングだって結構歳だと思うのだが、リリオム役は最初からかなりずっと踊っている。
ハンブルクのHPを見たら、カーステンは40歳。
ダンサーとしてはなかなかの年齢なので、もうカーステンのリリオムを日本で観られることはないだろう。
ジュリー役のコジョカルだって怪我持ちだし、ユングとの組み合わせの妙はコジョカルならではなので、今回は本当に貴重。

なのに平日夜公演なせいか、自席から見た2階以上はかなり空席があった。
もう本当に勿体無い。
土日のチケットがどれくらい売れているのかわからないけれど、「今回はいいか」と思った人ほど観て欲しい。
正直リリオムにもジュリーにも感情移入はできないけれど、それでも感情が揺さぶられる素晴らしい舞台だった。必見。

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2016/2/6 牧阿佐美「白鳥の湖」 [バレエ]

元ボリショイバレエ団(現カナダ国立バレエ団)のスヴェトラーナ・ルンキナと
ボリショイのルスラン・スクヴォルツォフが出演するので行ってきた。

正直、版としてはまったく面白くない。
出演者を増やすためなのか、冗長なのだ。
お教室の発表会で生徒さんにビデオ売らないと!という感じの版としかいいようがない。
なので結構苦痛。

お目当ての主演二人も初日のせいか今ひとつ精彩に欠ける。
貴重なルンキナの踊りなんだけど、これが日本で見る最後のチャンスではないことを祈ってます。

あーあ、今回東京バレエの「白鳥の湖」と秤にかけて、ルンキナを選んだのだけどちょっと失敗…
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2016/2/6 新国立バレエ「ラ・シルフィード」&「Men Y Men」 [バレエ]

久し振りに「ラ・シルフィード」を観た。
とはいえ今回のお目当ては「Men Y Men」だったのだ。
本当はマイレン・トレウバエフが出ている日が観たかったのだが、仕事の都合で初日になった。
初日だと初演のこちらの「Men Y Men」もこなれていないだろうなーと想像。

★「Men Y Men」
びっくりするほど短い演目だった。
男性ばかりの演目ではあるけれど「トロイ・ゲーム」とは全く異なる。
あちらはコミカルかつ力強くなんだけれど、こちらはラフマニノフに合わせて踊るので、アクロバティックなリフトはあれど相当クラシック寄りなのだ。
振り付けはウェイン・イーグリング。
男性ばかりが流れるように踊るというのは結構面白い。
ただもう少し観たいので、もう1曲分くらい長くしてくれるといいのになぁ。
(ダンサーが大変か…)

ところで挨拶のときには10人出てきたけれど、予定では9人のはず。
配布されたキャスト表も9人だったし、どなた?
どうして一人増えた?
新国立はそこまで詳しくないので、どなたが増えたかもわからず。
なんだったんだろう?


★「ラ・シルフィード」
本当に久しぶりな気がする。マシュー・ボーンの「愛と幻想のシルフィード」か
東京バレエに客演したマチュー・ガニオの「ラ・シルフィード」以来かな。
シルフィードは米沢唯さん。
これが意外と言っては失礼だけどはまっていた。
なんというか不思議ちゃんシルフィードなのだ。

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2016/1/11 「月夜に煌めくエトワール」 [バレエ]

チケット購入後、すっかり忘れていたので出演者もよく判らずにとりあえずオーチャードホールへ。
ダンサーは三人だけ。
パリオペのエルヴェ・モローとマチュー・ガニオとドロテ・ジルベール。
それにピアノのジョルジュ・ヴィラドムス、バイオリンの三浦文彰。
少人数だなー。この人数、演目にオーチャードホールは大きすぎる気がした。

エルヴェが故障中ということで当初予定されていた演目ではなくなったらしい。
調子悪いのなら無理せず中止でもよいと思うのだけど、大人の事情なんだろう。
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2016/1/6 ミハイロフスキーバレエ「ジゼル」 [バレエ]

久し振りのサラファーノフが観たくて、クーポンサイトのようなところで
直前にS席の安売りチケットを購入。
どうせ28列とかなんだろうなーと思って、ばっちりオペラグラスも持っていったところ
なんと1階のR席。
えええええー?!思いっきり見切れが発生するこの席をS席で売っているのぉぉぉぉ?!!!!!
お得に購入したので、A席と思えば納得ではあるのだけど、
後列であってもいわゆるセンターで見たかったので、それなら定価購入したのに。
海外バレエ団のオケ付き引っ越し公演と考えると元々安い値段だとは思うのだが
こんな風にS席を水増しして対応していたのか…
しかしR側だったのがせめてもの救い。
ジゼルのお墓などはバッチリ観られたけれど、剣などを隠す小屋はまったく見えず。

サラファーノフは相変わらずポンポン跳んでいて踊りは良いのだけど、
今回強烈に気になったのは髪型!
プログラム写真では真面目な七三分け風なんだけれど、今回はこんもりとしたオールバック。
なんだかとっても違和感あり。
何をしても怪しげな髪型がマイナス感を漂わせる。
貴人と言われても、遊び人と言われても髪型ひとつで「アルブレヒトではありません!」て感じなのだ。
いくらなんでも怪しい…もしかしてヅラか?
以前見た時にサラファーノフは板前のような超短髪にしていたので、アルブレヒトにふさわしくないということでヅラ装着にいたったのか?と思ったのだがどうなんでしょう。
とにかくヅラが気になって気になって、あまり踊りが目に入ってこないという(笑)

ジゼルのヴォロンツォーワは意識して観るのは初めて。
ほー、この娘がフィーリン襲撃事件の子かぁ。
フィーリンもパーヴェル・ドミトリチェンコも不幸なことになったあの事件から約3年。
事前インタビューなどではもちろん襲撃事件には触れられていないし、しかもヴォロンツォーワは新婚だという!
(もちろんお相手はパーヴェルではない)
となるとどうしても色眼鏡が装着されてしまう私。
でもかなり愛らしい表情づくり。健康そうでジゼルには見えないけれど、可憐さは◎。
踊りもいいけれど、スタイル&技術力を考えるとやはりボリショイのプリンシパルの器ではないと思う。
彼女が中心で踊るボリショイ…ないわ…

と、サラファーノフもヴォロンツォーワも踊り以外のことに気を取られてしまって
なんとなく舞台全体にのめりこむことができず。
というわけで、ウィリーとなったコールドをじっくり見る。
な、なんと!!!!!!!
コールドのウィリーの中で、指輪をつけっぱなしの子がいるわ、真っ赤なマニキュアの子がいるわ、
もう無法地帯。おばちゃん驚きだわ。
未婚の乙女たちのウィリー、百歩譲って指輪は「未練タラタラなんです」で有かもしれない。
でもマニキュアはないわー。本当にないわー。
しかも一人だけでなく、複数のダンサーにマニキュアが…。

このゆるさがミハイロフスキーなのかも。
このメンバーの中であれば、ヴォロンツォーワは燦然と輝いていて、プリンシパルの器だと思う。

今回のメンバーではヒラリオンもなかなか頑張っていた。
いいんじゃない?と思ってプログラムを読むと、結構お年で驚いた。
ヒラリオンは確かに重要な役だけど、結構振りがキツイから若手を使ってもいいと思うのだけど
人材難なのかしらと思ってしまった。

でも生オケ付きでお値段を考えるととってもお得な公演だし、
普段バレエなんて見ないけれど、新年に少し非日常感を味わいたいという場合や
バレエ習っている子供に観せるなら本当にぴったりの舞台です。




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2016/1/5 ミハイロフスキーバレエ「ローレンシア」 [バレエ]

日本初演ということで観てきた。

いや、なんというか凄いバレエだった。
まずストーリーが凄い。
大映ドラマ(今なら韓流ドラマ)かジェットコースタードラマか、というような超展開。

まずはキャスト。
ローレンシア:イリーナ・ペレン
フロンドーソ:イワン・ワシリーエフ
ハシンタ:アナスタシア・ソボレワ
パスクアラ:タチアナ・ミリツェワ ※ローレンシアの友人
メンゴ:デニス・モロゾフ ※パスクアラと良い仲?
ドン・フェルナン・ゴメス・ド・グズマン:ミハイル・ヴェンシコフ ※カラトラヴァ騎士団団長

題名の「ローレンシア」は主人公の女性の名前。
スペインの農村らしいのだが、フロンドーソはローレンシアに求婚するけれどふられ続ける。
どちらかと言うとじらしている感じかな。
ローレンシアとフロンドーソの父親達はそれぞれ村の議長で重鎮。
村でみんなで踊っているとカラトラヴァ騎士団団長と団員2人の3人がやってきて
娘たちにちょっかいをかける。
美しいローレンシアとパスクアラに迫るが、周囲がとりなしてなんとか騎士団に帰ってもらう。
(ここら辺までは「ドン・キホーテ」っぽい展開で、割と普通)

ローレンシアが小川に洗濯(!)に来ると、騎士団団長がやってきてローレンシアにまた迫る。
ローレンシアを追ってきたフロンドーソがそれを目撃し、ローレンシアを助ける。
怒る騎士団長はフロンドーソに「お前を殺す!」と宣言し引き上げる騎士団長。二人は村へ戻る。
(洗濯物、残しっぱなしでいいんですか…?)
他の娘たちもやってきて洗濯していると、ハシンタがやってきて「騎士団が来るから逃げろ」という。
娘たちは逃げるが、ハシンタは逃げ遅れてしまう。
騎士団員二人がハシンタに狼藉は働こうとするので、メンゴが助けようとするのだが二人にのされてしまう。
(メンゴはお腹や腿を蹴られていたけど、「狼藉」もそのものずばり性被害な感じでハシンタの上半身にむしゃぶりついたりでリフトも振り回すような感じで乱暴なものでバレエでは珍しい描写な気がする)
そこに団長が現れたので、ハシンタは団員の狼藉をやめさせるよう頼むが、まさにゲスな「ぐへへ」という感じで団長自らもハシンタに迫る。
そして連れ去られるハシンタ。(えっ!?バッドエンドしか想像できない感じ)

娘たちと村人が洗濯場に行くが、メンゴの姿が見えない。
パスクアラが見つけたのは、ぐったりしたメンゴ。皆で助け起こすが、ハシンタが連れ去られたことがわかる。
そこにズタボロな姿になったハシンタが戻ってくる。
髪は乱れ、チュチュは破れて汚れ、もう明らかに手篭めにされましたという状態。
村人たちに悲しみを訴える踊りが悲痛。
思うところあったのか、ローレンシアはフロンドーソの求婚を受け入れる。ここで休憩。

2幕はローレンシアとフロンドーソの結婚式から始まる。
父親たちの踊り、友人との踊り(パドシス)もあって、佳境!というところで
騎士団団長たちがやってきて、フロンドーソを捕らえる。
そしてローレンシアの花嫁のベールも投げ捨て、ローレンシアも連れ去る。(えっ!)

悲嘆にくれる父親達と村の男達が、騎士団団長のいる城前に集まる。
そこへやはりズタボロになったローレンシアが現れる。
ハシンタと違い悲しみより怒りが強いローレンシアが、男たちに訴えかけ煽り、
男たちは城へ乗り込んでいく。
(ここら辺から「女・スパルタクス」という状態)
残ったローレンシアのところに村の女性達もやってくる。
女性たちを率いて、ローレンシアも城へ入っていく。
城内突撃シーンは幕に映像で映しだされるのだけど、この映像がなんというか古臭い。
で幕があがると城内の広間になっており、
村人たちが騎士団団長たちを探しているとフロンドーソも助けだされてくる。
そして一致団結して騎士団団長を殺し、大団円。
(ローレンシアは勝利の女神みたいだし、何故か最後は「革命成功!」的な重々しさあり)

というあらすじなのだ。すげー。


まず最初に音楽が流れたところで、幕にはロシア語でビラのような新聞のような
ポスターというか文字が表示される。
字幕が表示されなかったので何が書かれていたか分からない。
ただとっても「ソ連」ぽい雰囲気が伝わってくる。
気になって調べてみると、そもそもこのバレエ「ローレンシア」はスペインの劇作家ロペ・デ・ベガの「Fuente Ovejuna(フエンテオベフナ、邦題は『羊の泉』)」という作品が元となっているらしい。(wikiと光藍社紹介より)
で、ロシア語のwikiを見ると「Fuente Ovejuna」のロシア語表記が「Овечий источник」。
頼りない記憶では「Лауренсия(ローレンシア)источник(泉)」部分が幕に大々的に表示されていたのだと思う。(yみたいな字が入っていたこと思い出しました〜)
ちなみに「フエンテオベフナ」で検索するとアントニオ・ガデスの振付作品もあったらしい。

あらすじからするとトンデモ話っぽいのに検索すると世界史の世界が広がっていて
ついつい脱線しそうになるのでお薦め。

閑話休題。
本当になんというか勢いのある話で、どんどん話が進む(1幕40分と短め)ので面白い。
振り付けはV.チャブキアーニ。
リフトが結構アクロバティックで、片手リフトしながら振り回すとか珍しい。
スペインということでカスタネットを持ったままの踊りも多くて、なかなか難しそう。
結婚式での父親達の踊りもコミカルで面白かったし、フロンドーソのソロも盛りだくさんでワシーリエフ向き。
全幕だというのに540も入れてきたし、ノリノリ。
というかワシーリエフ、以前に観た時より明らかに肉が付いている。
筋肉かもしれないけれど(というか多分筋肉)、とにかく付きすぎ!
最初は黒いベロアの衣装なんだけど、黒でもベロア特有のテカリがあるせいでパンパンに見える。
いや実際にパンパン!
脚だけ見たら、スポードスケートか競輪選手かって感じ。
元々スタイルは良くないので、肉が付いたことで余計に小さく見える。
もう弾むゴムマリ!
ダンサーとしてhオーバーウェイトに見えるけれど、それでもあれだけ踊れるのは凄い。
でも今のスタイルでは、ノーブル王子役には難がありすぎると思う。
そういう意味ではフロンドーソ役は王子ではないのでぴったり。
あのウェイト&筋肉があるから、片手リフトで歩きまわるのも安定しているのかも。
役としては「ドン・キホーテ」のバジルっぽい、気のいいあんちゃん役。
2幕の村人蜂起シーンでも、騎士団団長と一対一で戦っていたはずなのに
気が付くと押し込まれそうになって、村人に助けてもらってアワアワしている間に団長死亡、
兜(本当は首なのか?)を棒に刺して、勝どきを上げるけれど、私の席から見たところ「お前何もしてないよっ!」という感じだった。
結構ちゃっかりな感じの役だなぁ。
2幕は結婚式なので白衣装。もうね、本当にムッチムチ。
そして騎士団に掴まって村人に助けられた時には、タイツの腿部分がばーん!と破けている。
これがどうしても「腿が太くて力入れたら敗れたんです」にしか見えないっ!
上半身も肩の辺り盛大に汚れて破れていたから、もちろん「傷めつけられました」の記号的破れなんだけどね。

ローレンシアのペレンは、途中まで美人な明るい村娘。
踊りも安定しているし、いいよねーと思っていたら、2幕途中から女スパルタクスに変身。
非常に力強い踊りとカリスマ性を発揮していた。
というか曲がおかしい。
ローレンシアが男性陣を煽り、男性陣が城に乗り込んでいくシーンより、
ローレンシアを筆頭に女性だけで踊るシーンのほうが断然勇壮な曲なのだ。
動画でいうと2:07からの部分になる。
いくらなんでも勇壮すぎないですかねー。
ラストも敵を倒して、恋人たちが抱き合って明るく踊って終わりかと思ったら
ローレンシアだけが一人前に出て、フロンドーソも村人と一緒に後列にいる状態で
全員で力強く踊って終わりになるのだ。
もうローレンシアに赤い旗でも持たせて振らせたいくらいだ。
バレエの女性のタイトルロールとしては非常に珍しく力強い役なので、姫役に飽きたらない女性ダンサーにはぴったりではなかろうか。
個人的にはボリショイのマリーヤ・アレクサンドロワや、パリオペラ座のマリ・アニエス・ジロに踊ってみて欲しい。

ハシンタのソボレワは、役としてはツラい厳しい役なのだけど見せ場たっぷり。
踊りも良かった。

結婚式のパ・ド・シスには、見たかったヴィクトル・レベデフも出ていてちょっとラッキー。
宣材写真ではかなりキリリとイケメンなのだけれども、踊っているレベデフは素朴なイケメンだった。
スタイルも踊りものびのびとしていて、なかなか良い。
でもマリインスキーやボリショイで踊るには少しだけ背が足りない感じがする。
そういう意味ではミハイロフスキーはぴったりなんだな。

カーテンコールではワシーリエフ大サービス。
1回目、2回目はジュテでカーテン影から登場。
2回目については自分の身長くらい跳んでいたんじゃないかなぁ。
3回目は思い切り反って登場して、客席を沸かせていた。

いやー新年早々、本当に貴重な舞台を観た。
ただお子様向けではないな。
でもぜひともまた上演して欲しい!

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